インフルエンサーリレーションズ

今日のPR活動は、インフルエンサーリレーションズなくして語ることはできません。しかし、インフルエンサーはマスメディアのジャーナリストとは異なる思惑を持つので、適切なアプローチ方法を選ぶ必要があります。

TRENDSでは、数千人規模のインフルエンサーネットワークを持ち、その分野もファッション、アーバンミュージック、化粧品、食品、ライフスタイルなどさまざまです。弊社が生まれたのは、ちょうどインフルエンサーがソーシャルメディア上での勢いを強めた時期。弊社は彼らとともに成長し、彼らをめぐる社会の変化を共に先取りしてきました。

ソーシャルメディアでの情報発信が重要性を増す中、インフルエンサーは、商品の選択のみならず、リサイクル、環境問題、ビーガンなど社会的問題にまで消費者に影響を及ぼすオピニオンリーダーとなりました。各ブランドはソーシャルメディアに飛びつき、今ではソーシャルメディア上にブランドがあふれています。ブランドが、競ってインフルエンサーに自社製品のプロモーションを依頼するようになりました。インフルエンサーリレーションズはますますその重要性を増しています。

マイクロインフルエンサーやナノインフルエンサーでも、それぞれに強みがあり、規模が小さいからと侮ることはできません。「メガインフルエンサー」なら言うまでもなく、一人で巨大なコミュニティをかかえ、あっという間にブランドのオーディエンスを増やします。そんな中、マイクロ・ナノインフルエンサーが、ブランド戦略における重要性を増しています。コミュニティの規模は小さくても、熱心なフォロワーが多いのが特徴で、独自のスタイルにこだわり、ネットワークが広がりを見せているからです。マイクロ・ナノインフルエンサーの起用でコンタクトポイントが大幅に増え、絶対にはずせないブランドであるという印象を植えつけることができます。また、ソーシャルメディアに頻繁に登場するアーティストも、今日インフルエンサーのカテゴリーに属します。コンテンツのクリエイターでもあるので、画面の後ろでリアルなアイデンティティを作り上げることができます。そして、アーティストがどんなフォロワーを抱えているのかを理解することは非常に重要です。アーティストのDNAと、対象ブランド、そしてそのコンセプトを考慮して、適切なプロフィールのアーティストを起用する必要があるからです。

膨大な数のWEBコンテンツとインフルエンサーがあふれる中でも差別化が図れるよう、TRENDSでは、最高のターゲティング戦略を選び、最もクリエイティブなデジタルメディアを採用します。インフルエンサーの力は、その規模にかかわらず、その個性にあると私たちは考えます。各インフルエンサー独自のフォロワーがブランドのオーディエンスとなり、結果的にブランドのオーディエンスを大きく増やすのです。そして、インフルエンサーと緊密に連携し、ブランドのプロフィールにマッチした、そのインフルエンサーならではの施策を取ります。これは、コミュニティへの訴求力を高めるためです。インフルエンサーたちと日々共に仕事をすることで、ソーシャルメディア上、そしてクライアントの市場でウケるコンテンツを素早く見極めることもできます。

それはつまり、e-レピュテーション戦略を俊敏に修正することができるということです。今、世界は急速に変化しています。だからこそ、素早く柔軟に対応できる力とクリエイティブな力を併せ持つ必要があるのです。それには、コンテンツ戦略をインフルエンサーレベルに落とし、ツールとアクションを顧客に合わせてミックスします。ソーシャルメディアのコンテンツやデジタル施策、シーディング企画など、インフルエンサーリレーションズはPR活動の要であり、これに磨きをかけ、PRの手段のひとつととらえなければなりません。決して排除せず、統合型戦略の一武器として戦略に組み込む必要があります。

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